公益財団法人神戸国際医療交流財団、ダイハツ工業株式会社、並びに弊社は、この度国土交通省による「『交通空白』解消パイロット・プロジェクト」 に、3社が共同で行った提案が採択されたことをお知らせいたします。
国土交通省では、「『交通空白』解消・官民連携プラットフォーム」を設置し、官民関係者の幅広い連携をもとに、全国各地において「交通空白」の解消に向けた取組を進めています。この度、同プラットフォームの取組の一つである「『交通空白』解消パイロット・プロジェクト」の第4弾が当省から発表されました。「『交通空白』解消パイロット・プロジェクト」 は、同プラットフォームのもと、全国で共通の「交通空白」に係る課題を抱える自治体や交通事業者と、その解決に寄与するソリューションを持つパートナー企業等が、国土交通省や各地方運輸局の伴走のもと連携・協働することにより、全国一斉での「交通空白」解消に寄与する事業を実施するものです。
今回採択されたプロジェクトは 「介護送迎のリソースシェア×介護予防に向けた外出機会の創出 」です。このプロジェクトでは、複数の介護施設における送迎業務を共同化することで介護人材不足を解消しつつ、日中は活用されていない車両を利用して高齢者の外出支援を行う仕組みを構築し、高齢者の健康増進・介護予防を図ります。外出支援において企画する取り組みでは、高齢者支援事業の実績をもつ弊社が関わることで、学生ならではの魅力的な企画を展開し、高齢者の積極的な参加を促進すると同時に、外出そして他者との交流を通して身心の活性化を狙っています。
今後は実証事業を通して、新しいサービスモデルの構築を目指します。