4月13日(土)に神戸市灘区の有限会社神輝興産の社員の方々を対象に車椅子研修を実施しました。
これまでは中学生向けにやっていたプログラム(「中プロ」)を企業向けにアレンジをしたものです。
プログラムでは車椅子体験に加えて、この4月に改正法が施行された障害者差別解消法について取扱い、当法律の周知と合理的配慮に関するワークショップを行いました。
職場や(管理する)カフェに車椅子利用者が来た時、どのような困難が予想されるか、それにどう対応するかについてグループで話し合いました。
また車椅子体験では、実際に公道を車いすでまわりました。車椅子を体験するのは今回が初めてという方々が多く、「横断歩道付近の段差がしんどかった」や「狭い道路では歩行者が親切に避けてくれてうれしかった」などの声があがりました。また車椅子を押す人からは「下りの時に恐怖を感じた」や「波打ち歩道で車椅子のバランスをとるのが困難だった」などの感想をいただきました。
そして今回は障害者差別解消法を取り扱うということで、当プログラムに注目して下さり神戸市福祉局障害福祉課から2名ご参加いただきました。
研修後のアンケートでは全員が深い学びがあったと回答してくださり、プログラムは大成功に終わりました!
とはいえ反省点もあったのできちっとフィードバックをして、プログラムのブラッシュアップに努めるとともに、今後も地域一体で取り組めるような形にしていきたいと思います。
今回の車椅子研修に関わってくださった多くの皆様方に、深く感謝いたします。
本当にありがとうございました。