きっかけはコロナ禍の閉塞感
学生企業CSKを知るようになったのは、私が大学1年生の時の授業に野田前社長が講演に来ていたことが始まりです。大学入学時はコロナ禍で課外活動に取り組めておらず、モヤモヤした気持ちがいっぱいでした。そんな時にCSKの存在を知り、自分も何か挑戦してみたいと思いました。講演(授業)が終わった後に野田さんへ直接連絡し、その翌日にはオンラインでお話をしました。そして週末のイベントに参加し、CSKでの活動がスタートしました。
会社全体の業務や動きを統括する役割
営業活動から事業立案、資料作成などの実務、行政や企業の方々との打合せ、メンバーのマネジメントや経営管理まで、企業活動におけるあらゆる業務を担当しています。役職は“取締役副社長”ですが、実質的には代表のような役割を担っています。最近は自分がやってきたことを他の学生ができるように、仕組み作りと育成に力を注いでいます。メンバーが担当する業務の相談役のような役割を担うことも多いです。
ゼロがカタチなる爽快感
ゼロから企画を立てて、それが成功したときに大きなやりがいを感じます。学生企業CSKは自由度高く活動できるという特性を活かして、メンバーひとりひとりが「興味のあること」「挑戦したいこと」に取組みます。それもボランティアではなく“事業”として展開します。ヒト・モノ・カネとあらゆる要素を考慮する必要があり、困難も多々あります。それらを上手くコントロールすることができたときの爽快感は格別です。これは学生企業CSKだからこそ得られる経験だと思います。
様々な出会いが自分への財産
学生企業CSKでの活動では様々な方々との出会いがあります。活動をともにする学生はもちろん、大手企業から中小企業の方々、自治体などの公的機関の方々とも接点があります。私は皆さんが知っているような企業の方々と共同でお仕事をさせていただいたこともあります。一般的な大学生活の中では出会うことがないような方々との繋がりは自身にとっても貴重な財産になります。そして様々な方々を知り、話をすること、一緒に仕事をすること、時には食事に行くことによって本当に価値観が広がります。その結果より多角的に社会を見ることができ、私自身のキャリア選択においても非常に役立っています。そのような機会を得られることが魅力のひとつです。
まずはやってみること
私の人生の大きな転換点のひとつは、大学1年生の時に野田前社長へ直接連絡したことです。1分もあればできることが大きく私を変えてくれました。まだ大学4年生ですが、早い時期から類い希な経験を積めたことは今後様々な場面で役立つと感じます。しかし大学1年生の私が“今の私”を想像することができていたかというと、そうではありません。つまり自分が成し遂げられることは今の自分が想像できる範囲に留まらないということです。「自分にはできない」「特筆すべきスキルや経験はない」と考えてしまいますが、その判断は時期尚早です。何事もまずはやってみないと分かりません。そしてやってみながら考えていけば良いと思います。